なぁんだ。やっぱり暗黒卿じゃんww

 どうやら隠すおつもりすら無いような感じなので書いてしまうが、雑誌『FACTA』で「policyの極意」というコラムを書いている潮見坂文二なる元官僚ライター氏の正体は、やはり「あのお方」だったようだ。


 このコラム、今年の5月号からはじまったんだけど、最初のうちは、公務員制度改革とか道路財源の話題で「過去官僚」とか「上げ潮・改革派」といった、今から思えばそれっぽいフレーズが頻出する程度だった。ところが最近になると本性wが出始めたのか、バーナンキ大恐慌研究とか、「政府紙幣」とかが出てくるようになり「もしかして……」と思ったのだが、昨日、「あのお方」が最近出された話題の新書を書店で見つけ、半分くらい読んだところで、それは「確信」に変わった。
 今月号の『FACTA』の同コラムのタイトルが、「ヘリコプターマネーいっそ25兆円」で、もうこの時点でいかにもなんだけど。

 日本の財政危機はそれほどでないといいたいのはやまやまであるが、それを別にしても、25兆円くらいの財源をひねり出すのは難しいことではない。これまであまり明らかに語られておらず、流行語大賞に入賞した「霞が関埋蔵金の一種ともいえるが、政府紙幣を発行するのだ。


▷▷▶FACTA online [policyの極意 第9回] | ヘリコプターマネーいっそ25兆円

 そのとーり! 日本は財政危機ではない!  流行語大賞の授賞式には「あのお方」ではなく、なぜか中川秀直さんが招待されてたね。*1

 
 で、「確信」したのは、以下の部分。

 興味深いことに、米国では大恐慌中の1933年に、農業調整法トーマス修正条項として、大統領に政府紙幣の発行権限も与えられたという事実がある(1945年6月に廃止)。33年当時の米国の名目GDPはだいたい600億ドルで、政府紙幣の発行権限枠は30億ドルだった。今の日本の名目GDPが500兆円であることを考えれば、25兆円の政府紙幣発行に相当する。


▷▷▶FACTA online [policyの極意 第9回] | ヘリコプターマネーいっそ25兆円

 新書にもほとんど同じ文章がある。もう隠す気無しw もし別人なら完璧に盗用です。まあ本当に「あのお方」なら、なぜ隠す必要が?客寄せのためにも実名で書いたほうがいんじゃね?という疑問*2があるにはあるのだが、これは確定でしょう。
 

 ふと、これってもしや周知の事実?気付いてないの自分だけ?と心配になりググってみたが、同じ事を書いてるブロガーさんが一人いらっしゃるだけのようだ。この人も「政府紙幣」で確信したらしい。
 だからどーした、と言われると困るんだけど、今思いついた名分は『FACTA』を応援するためってことでw ですので全国のリフレ派諸氏は、ぜひ同誌を定期購読*3するよーに。


 

*1:中川さん呼ぶなら「上げ潮派」だろ常考。個人的には「埋蔵金」で、与謝野さん呼んでくれてたらウケたんだが。

*2:隠したほうが逆に話題になると思ったのかな?

*3:基本年間予約購読のみだけど、一部書店には置いてるようなので(▷▷▶よくある質問 | FACTA online)、面白そうな号だけ買う事もできるよね。