ようやく観られた


Kバレエカンパニー『ジゼル』


やはり、ここのバレエなら、キャストに熊川哲也が入っている公演を観なければいけません。もうかなり前ですが、熊哲が一般に注目され始めたころにCM(違いがわかる男のコーヒーだっけ?)で観たあのジャンプ(擬音にするなら『びょんん』て感じ。『ぴょん』でも『びょーん』でもなく。高くて、最高点への到達が速く、かつ最高点を長く維持してるイメージ)を生で観たいわけです。ま、それだけではないんですけど。
3年前の『くるみ割り人形*1のときは、嫁が公演日を間違えて買ってしまい、それなら、と次の『海賊』は見事ゲット! と思ったら、直前に熊哲がケガで代役に(代役の橋本直樹はなんかキレのある踊りで、確かにうまかったけど)。
で、ようやく今回観られたわけです。王子様役は本来ハマり役ではないんだろうけど、でも熊川哲也=王子というパブリックイメージが強引な説得力をもっているなぁ、と。で、今日の課題のジャンプですが、「うわ、高っっ」という『びょんん』なジャンプは、多分2幕の見せ場の一発だけだったですね。ま、ケガが治ったばかりですから無理は禁物です。
パの一個一個がレベル高いし、今日のジゼル役は急遽代役の小柄で細いダンサーだったのでリフトとかもスムーズでした。


とりあえず、Kバレエは熊哲を観られたということで一段落。次はなんとか世界バレエフェスで、ギエムとマラーホフを観たいもんです。

*1:吉田都が合流して話題になった年。当然ながら吉田キャストの公演は瞬殺されましたorz 吉田さんて今どうしてるんだろう、ケガが良くないんだろうか。