面白かったんだけど……

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有楽町日劇PLEXにて。９：３０からの初回とはいえ、公開３日目で７分弱の入りはちょっと少ないな、という感じ。
映画としては、ドキュメンタリー風ながら退屈させないし、うまく撮っているんだろうと思う。資本主義が「搾取される者」を必然とするみたいなゲバラの考え方は、おそらく続編で挫折するんだろうな。
まだキューバではカストロが生きているというのに、こういう映画をふつうに作ってしまうアメリカってやっぱ凄い国なんだろうね。日本の資本が金日成の映画を現地語で作るようなもんだろ。違うかw

　
というわけで、面白かったんだけど、どちらかといえば単館向きの作品かな。少なくとも日本全国300館規模で公開するような映画じゃないだろう。しかも２部作だよ。
配給のGAGAとしては、監督が『オーシャンズ〜』シリーズのソダーバーグだから、単純にこんな公開規模でやっちゃったのかな。テレビスポットもかなり頻繁に見かけたし、相当宣伝費ぶち込んでそうな感じ。
小さめのハコで数も絞っとけば、かなり良い配収になったんじゃないかな。これから伸ばして来る可能性もなくはないのだけど。『エターナル・サンシャイン』のときもそうだったけど*1同じ轍を踏んだっぽい。

*1:脚本チャーリー・カウフマン、ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルスティン・ダンスト他豪華キャスト。でも内容は単館向き小品。