後釜は……?
ああ、そうなんだ。。。
テレビ朝日系人気ドラマ「相棒season7」(10月スタート、水曜午後9時)で、亀山薫(寺脇康文)が杉下右京(水谷豊)の元を離れることが28日、発表された。放送前にネタを明かすのは異例。殉職か栄転か退職なのかなど、具体的な内容は未定。
父娘でハマり中の「相棒」。いつかこんな時がくるんじゃないかと思っていました。寺脇康文ももう47歳。肉体的な衰えが明らかになって、肉体派刑事を演じるのが厳しくなる前に卒業させてやるのが人情ってもんでしょう。
しかし、そうなると問題は後釜。これはどうしてもキチンとしないと「相棒」ではなくなってしまう、名実ともに。おそらくいまごろ、其処此処の有名無名ブログおよびSNS等で、予想話が花開いていることでありましょう。ぼくもそれに参戦してもいいんですが、期待通りの「相棒」であってほしい反面、予想を裏切られたい気持ちもあるので、毎週ドラマを観ながら一喜一憂しますか。男か女か、肉体派か知性派か、あるいはまったく違うキャラがくるのか。亀山の「卒業」が、異動(栄転・左遷w)なのか殉職なのか、転職とか免職とかww 亀山夫人となった美和子はどうなるのか(嗚呼、もうあの夫婦漫才的かけあいは観られないのか)、とか。season7の高視聴率は約束されたようなもんですな。あ、それが狙いか。
水谷豊の右京さんは知性派キャラですから、設定上の年齢を一段階上げたとしてもまだまだ行けるでしょう。
思えば水谷豊の刑事は、「ハロー!グッバイ(日本テレビ)」から観てるんだな、と。「刑事貴族(日本テレビ)」とかもそうですが、あの頃はすぐぶち切れて容疑者をボコボコにしたり拳銃突き付けたりしてたなぁw 単にそういうキャラ設定で、演技の幅がなかったわけでもなかったんでしょうが、当時の刑事ドラマの文法において、主人公の若手の刑事は、熱血キャラ(はっきり言ってしまえば暴力キャラ)と決まってたんです。それこそ今でいう「キレキャラ」みたいのがスタンダードで、もう一人新たにさらに暑苦しい「熱血キャラ」の脇役刑事が居たりするほどでした。
そういう刑事ドラマに飽き飽きしていたところへ「相棒」が出てきたわけです。初めは「土曜ワイド劇場」らしくエロ度やや高め(再放送で観た)でしたが、派手なアクションではなく、推理や犯人とのかけひきの面白さを前面に出していて(これは古畑任三郎の成果があってのことなんでしょうが)、制作の東映の底力を思い知ったものでした。娘もそういうところが好きでいつしか一緒に観るようになりましたね。
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